榛原とは

榛原とは、東京都中央区日本橋に店を構える、文化三年(1806年)創業の和紙・和紙製品の老舗です。読みは「はいばら」。便箋やぽち袋、千代紙(ちよがみ)など、和紙の小物を扱う店として、200年あまり日本橋で暖簾(のれん)を守り続けています。

読み:はいばら(「しんばら」ではありません)

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200年続く、江戸の紙の店

始まりは文化三年(1806年)。初代の須原屋佐助(すはらやさすけ)が、江戸の日本橋で小間紙屋(こまがみや=こまごました紙を扱う店)を開いたのが起こりとされています。なかでも有名なのが雁皮紙(がんぴし)。雁皮という植物を原料にした、なめらかで上品な和紙を江戸の人々に広めた店として知られてきました。

今も日本橋で和紙にふれる

現在の日本橋本店は、2015年に「東京日本橋タワー」の一角へ新装オープンしました。創業は1806年ですが、今の店舗は再開発で生まれた新しいビルの中にあります。「創業200年=昔のままの建物」というわけではないので、街歩きでは現代的なビルを目指すのがコツです。店頭には便箋・ぽち袋・ご祝儀袋・うちわなど、贈りものにも使える和紙の品がそろいます。

Topic千代紙やうちわのデザインを、名だたる画家が手がけた

榛原の魅力は、紙のデザインに当時一流の絵師・画家が関わってきたことです。竹久夢二(たけひさゆめじ)をはじめ、柴田是真(しばたぜしん)、河鍋暁斎(かわなべきょうさい)、川瀬巴水(かわせはすい)といった、近代日本の美術を代表する顔ぶれ。今も夢二がデザインした商品が販売され、画家たちが残した下絵の一部は、うちわ絵などとして復刻されています。ただの紙屋ではなく、日本の美術とともに歩んできた店。そう知ると、一枚の便箋やぽち袋の見え方も変わってきますね。

榛原に関するよくある質問

「榛原」は何と読みますか?
「はいばら」と読みます。「しんばら」ではありません。文化三年(1806年)に日本橋で創業した和紙の老舗の屋号です。
榛原と小津和紙は何が違いますか?
どちらも日本橋の和紙の老舗ですが別の店です。榛原は1806年創業で、雁皮紙やデザイン性の高い和紙小物で知られます。小津和紙は1653年創業で、古文書を伝える小津史料館を併せ持つのが特徴です。

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