GREATER日本橋(グレーターにほんばし)とは
GREATER日本橋とは、三井不動産が掲げる日本橋エリア全体の将来ビジョン(まちづくりの構想名)です。特定のビルの名前ではなく、昭和通りを境にした西と東の街を、ひとつの「より広い日本橋」として一体で育てていくという考え方を指します。2019年に打ち出され、2026年6月時点でも各地で再開発が進む、現在進行形の構想です。
西と東を、ひとつの街として捉え直す
これまで日本橋は、昭和通りを境に西側(WESTエリア)と東側(EASTエリア)で街の表情が分かれていました。西は室町や三越に代表される商業と歴史の街、東は兜町や茅場町といった金融の街です。この個性の違う2つを切り離さず、合わせて「GREATER日本橋」と名づけ、特徴を活かしながら一体の街として磨いていくという発想が、この構想の核にあります。
掲げているのは3つの重点構想
では、この一体の街でいったい何を目指すのでしょうか。具体的に掲げているのは、「豊かな水辺の再生」「新たな産業の創造」「世界とつながる国際イベントの開催」という3つの柱です。日本橋川沿いでは、敷地面積約6.7ヘクタールにおよぶ5つの再開発が予定されています。位置づけとしては、日本橋再生計画という長い街づくりの、いまの段階(第3ステージ)にあたるビジョン。再生計画の最新章の旗印、と捉えると分かりやすいかもしれません。
気をつけたいのは、GREATER日本橋という名前の建物や施設があるわけではないという点です。あくまで街全体をどう変えていくかという「絵」であり、その絵を実現するために、個々の再開発や首都高速道路の地下化が動いています。
Topicなぜ「GREATER(より大きな)」なのか
頭に付く「GREATER」は、英語で「より大きな」という意味です。日本橋の街づくりというと、これまでは室町を中心とした西側がよく語られてきました。けれど、この構想では昭和通りの東側にある兜町・茅場町まで視野に入れ、街の範囲そのものを大きく描き直しています。分断されていた西と東を「より大きな一つの日本橋」としてつなぐ。その意気込みが、そのまま名前に表れているわけです。
GREATER日本橋に関するよくある質問
- GREATER日本橋と日本橋再生計画は何が違いますか?
- 日本橋再生計画は2004年から続く広域の街づくり全体を指し、GREATER日本橋はその第3ステージで掲げられた将来ビジョンの呼び名です。再生計画という大きな流れの中の、現在の段階の旗印にあたります。
- GREATER日本橋には、どんな再開発が含まれますか?
- 日本橋川沿いで予定される5つの再開発などが含まれます。日本橋一丁目中地区の東京ミッドタウン日本橋や、日本橋室町一丁目地区、日本橋一丁目東地区などが代表例で、首都高速道路の地下化とも歩調を合わせて進みます。
- なぜ「GREATER」と付いているのですか?
- 昭和通りで分かれていた西側(室町など)と東側(兜町・茅場町など)を、ひとつの「より広い日本橋」として一体で捉える発想からとされています。街の範囲を大きく描き直す意気込みが名前に表れています。
