日本橋横山町とは
日本橋横山町とは、東京都中央区にある町名で、読みは「よこやまちょう」。隣の馬喰町と一体になった、日本最大級の問屋街として知られています。戦国時代の記録にもその名が登場する、日本橋でも指折りに古い町です。
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戦国時代から記録に残る町
横山町の由来は、はっきりとはわかっていません。ただ中央区の説明によると、永祿2年(1559年)の『小田原役帳』という古い記録に「江戸横山分」という地名が出てきます。これは、徳川家康が江戸に入るより前から、すでにこのあたりに集落があったことを示しています。
つまり横山町は、江戸の町ができる前から「横山」と呼ばれていた土地ということ。日本橋という名前が生まれるよりも、ずっと古い歴史を持っているのです。
問屋がひしめく商いの町へ
なぜこの町に商いが集まったのでしょう。江戸時代の横山町は、街道沿いという立地を生かして、小間物や薬種、書物などさまざまな問屋が軒を連ねる商業地に育ちました。その流れは今も続き、馬喰町とともに繊維や衣料の問屋街として全国に知られています。仕入れの業者でにぎわう、独特の活気がある町です。
Topic「現金問屋」はなぜ生まれた?
横山町は「現金問屋」の町としても有名です。これは昭和初期の大不況がきっかけだったとされています。当時、ツケ払い(掛け売り)の代金を期日に払えない小売店が増えたため、その場で現金払いをしてもらう代わりに安く卸す「現金安売り問屋」が次々と現れました。こうして横山町や馬喰町は、日本最大の現金問屋街へと姿を変えていったのです。
日本橋横山町に関するよくある質問
- 現金問屋とはどういう意味ですか?
- その場で現金払いをしてもらう代わりに、商品を安く卸す問屋のことです。ツケ払いをやめて回収のリスクを減らすしくみで、横山町や馬喰町で発達しました。
- 横山町では一般客も買い物できますか?
- 基本は業者向けの問屋街ですが、小売りに応じる店もあります。仕入れの業者が中心の街なので、各店の営業方針を確認してから訪れると安心です。
