郵便発祥の地とは

郵便発祥の地とは、日本で近代郵便が始まった場所をしめす史跡で、現在の東京都中央区日本橋にある日本橋郵便局のあたりにあります。明治のはじめ、ここが全国へ手紙を届けるしくみの出発点。局の前には記念碑と、「郵便の父」前島密の胸像が立っています。

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1871年、ここから郵便が始まった

明治4年(1871年)3月1日、駅逓権正だった前島密(1835〜1919年)の建議によって、官営の郵便事業が始まりました。まずは東京・京都・大阪の3都市と、東海道筋の62か所の取扱所で。料金が全国でそろう今の郵便のしくみ、その芽が出た日です。

日本橋郵便局として今に続く

ここに置かれた役所は、その後すがたを変えていきます。郵便をあつかう駅逓司はやがて逓信省や郵政へとつながり、東京郵便役所は東京中央郵便局を経て、今の日本橋郵便局になりました。平成5年(1993年)には区の史跡に指定。郵便をつかさどったこの役所は、今の総務省や日本郵政、NTTのおおもとにあたります。建物そのものが残るわけではありませんが、始まりの地であることを物語る碑と胸像が局前に。

Topic前島密がつくった言葉

局前に胸像が立つ前島密は、「郵便の父」と呼ばれます。実は「郵便」「切手」「葉書」という今では当たり前の言葉も、彼が定めたものとされています。手紙を出すたびに使うこれらの言葉が、もとは一人の発案から広まった。一円切手の肖像でおなじみの顔には、そんな来歴が隠れているのです。

郵便発祥の地に関するよくある質問

郵便発祥の地には、何が見られますか?
当時の建物は残っていません。今は日本橋郵便局が建ち、その前に記念碑と前島密の胸像が置かれて、近代郵便の出発点であることを伝えています。
なぜ日本橋が郵便発祥の地なのですか?
明治のはじめ、江戸橋のたもとに郵便をつかさどる役所と東京の郵便役所が置かれたためです。商いと交通の中心だった日本橋が、新しい通信網の起点に選ばれました。

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