うぶけや鍛造打刃物類とは
うぶけや鍛造打刃物類とは、日本橋人形町の刃物店うぶけやに伝わる、明治中期から昭和初期の刃物など48点で、中央区登録の区民有形民俗文化財です。店の全商品ではなく、仕事と暮らしの変化を伝える歴史資料のまとまりです。
48点が映す、刃物と使い手の仕事
内訳は洋鋏14本、和鋏6本、花卉剪定鋏10本、小刀3本、毛抜き7本、剃刀3本、火熨斗2本、焼き鏝3挺。用途の異なる道具がそろい、文化財への登録日は1998年4月1日。
打刃物は、軟鉄と硬鋼などを組み合わせ、鍛造や焼入れを経て造る刃物です。うぶけやは製造所から届いた刃物を研ぎ、実用品として仕上げて微調整する職商人として技術を継いできました。造る人と使う人を、研ぎと販売でつなぐ仕事まで見える資料。
日本橋トピック♪41センチの鋏は、何を切った?
48点には、布を切るための41センチメートルの大型洋鋏や、弓矢に付ける羽根を整える矢羽根切り鋏も含まれます。刃物の形から使い手の職業まで想像できるのが、この文化財の面白さではないでしょうか。
うぶけや鍛造打刃物類に関するよくある質問
- 48点は、うぶけやで販売する商品の全種類ですか?
- いいえ。文化財として登録された歴史資料の員数です。洋鋏、和鋏、毛抜き、剃刀、火熨斗などが含まれます。
- うぶけやは刃物をどのように仕上げてきましたか?
- 製造所から届いた打刃物を研ぎ、実用品として仕上げや微調整を行ってきました。職人と商人の両方の役割を持つ職商人の仕事です。
