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甘酒とは

甘酒とは、米麹または酒粕を使ってつくる米由来の甘い伝統飲料です。日本橋人形町には、明治初期の甘酒屋に名を由来する甘酒横丁があり、飲み物の記憶が街路名として残っています。

米麹甘酒と酒粕甘酒の違い

米麹甘酒は、麹菌の酵素が米のでんぷんを糖へ変えることで自然な甘味が生まれます。酒粕甘酒は、日本酒づくりで生じる酒粕を湯で溶き、砂糖を加える作り方。同じ甘酒でも原料と甘くなる仕組みは別物です。

名前に「酒」が入りますが、甘酒は一般に酒税法上の酒類ではありません。ただし酒粕には微量のアルコールが残る場合があるため、子どもや妊娠中の人、運転前に飲む人は商品の原材料と表示を確認すると安心です。白酒は製法もアルコール度数も異なる別の飲み物。

冬だけではない、江戸の夏の飲み物

甘酒は冬だけの飲み物だと思っていませんか。農林水産省は江戸時代には夏の飲み物として人気を集めたと紹介しています。冷蔵設備のない時代、町を歩く甘酒売りから買う甘味は、暑い季節の身近な一杯でもありました。

日本橋を歩くときは、甘酒横丁の名を単なる商品案内ではなく、かつての店と町の記憶を伝える手がかりとして見ると、通りの印象が変わります。

日本橋トピック♪店がなくなっても残った甘酒の名

甘酒横丁の名は、明治初期に横丁の入口近くにあった甘酒屋「尾張屋」に由来します。尾張屋は現存しませんが、当初の「甘酒屋横丁」という呼び名が変化し、通りの通称として受け継がれました。

甘酒に関するよくある質問

米麹甘酒はどのくらいの温度でつくりますか?
農林水産省は、ご飯と水を約60℃に調整して米麹を混ぜ、保温してつくる方法を紹介しています。温度や時間は製品・レシピの案内に従ってください。
甘酒とひな祭りの白酒は同じ飲み物ですか?
別の飲み物です。白酒は蒸したもち米、米麹、焼酎などを仕込んでつくられ、農林水産省はアルコール度数を約10%と説明しています。

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