日本橋近辺の除夜の鐘や年越しにおすすめの場所を紹介!

こんにちは!とーんと♡日本橋編集部です。
「人混みにもまれるだけの年越しは疲れるけれど、家で過ごすだけなのも味気ない…」
そんなふうに考えているなら、今年は少し趣向を変えて「日本橋での年越し」はいかがでしょう。
実は日本橋、大晦日から元旦にかけて、知る人ぞ知る「大人の穴場スポット」へと変貌するんです。
江戸時代から続く鐘の音に耳を傾けたり、凛とした静寂の中で手を合わせたり。一歩路地に入れば、都会の喧騒が嘘のような静けさと、温かな賑わいが共存しています。
本記事では、日本橋エリアで働く私たちが、一般参加できる「除夜の鐘」スポットや、年越し・初詣におすすめの神社を厳選してご紹介します。
日本橋在住の方はもちろん、落ち着いた大人の年越しデートを楽しみたい方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事でわかること
・一般参加OK!十思公園「除夜の鐘」の参加方法
・2025年注目の「プロジェクションマッピング」情報
・静かに新年を迎えられる「日本橋日枝神社」の魅力
・大ブーム中「小網神社」や「七福神めぐり」の混雑回避術
日本橋近辺で除夜の鐘なら「十思公園」一択!2025年はどうなる?
日本橋エリアで一般の方が除夜の鐘を体験できる貴重な場所、それが日本橋小伝馬町にある「十思公園(じっしこうえん)」です。
普段はオフィス街の憩いの場として子どもたちの声が響くこの公園ですが、大晦日の夜だけは空気が一変します。
厳かな鐘の音と、集まった人々の熱気。そして2025年は、伝統と最新技術が融合した特別な夜になりそうです。
江戸の音色「石町時の鐘」を自分でつける貴重な体験
十思公園にある鐘楼は、ただの飾りではありません。かつて江戸市中に時刻を知らせていた本物の「石町時の鐘(こくちょうときのかね)」です。
宝永8年(1711年)に鋳造されたこの銅の鐘は、高さ約1.7メートルもの大きさがあり、目の前に立つとその重厚感に圧倒されます。
実際に撞木(しゅもく)を握り、鐘を突いた瞬間に手に伝わる「ズンッ」という重みと、身体の芯まで響くような低い音色は、一生の思い出になるはずです。
石町時の鐘のすごいところ
・東京都指定有形文化財に指定されている本物の歴史遺産
・大晦日、終戦記念日(8/15)、震災追悼(3/11)の限られた日しか鳴らせない
・「日本の音風景100選」にも選ばれた、心に染み入る音色
十思公園へのアクセスと参加方法(整理券・焚き火情報)
十思公園での除夜の鐘の参加方法は、事前の予約などは不要で、当日の先着順となることが通例です。
例年、大晦日の23:00頃から受付が開始されます。
以前はお蕎麦の振る舞いなどがありましたが、最近は町会や地域の方が温かい焚き火を用意してくださり、列の整理をしてくれるスタイルが定着しています。パチパチと爆ぜる焚き火の暖かさと香りに包まれながら順番を待つのも、冬ならではの風情があって素敵ですよね。
アクセス情報
- 東京メトロ日比谷線 「小伝馬町駅」より徒歩3分
- JR総武快速線「新日本橋駅」より徒歩約7分
日本橋でしっとり年越し・初詣におすすめの神社
「人混みでおしくらまんじゅうをする初詣はちょっと…」という大人の女性におすすめしたいのが、「日本橋日枝神社(にほんばしひえじんじゃ)」です。

赤坂にある日枝神社の摂社であり、日本橋茅場町のオフィス街にひっそりと鎮座するこの神社。一歩境内に足を踏み入れると、都会の真ん中とは思えないほどの静寂と、凛とした空気に包まれます。
「日本橋日枝神社」で迎える静寂の新年と若水祭
日本橋日枝神社の年越しは、派手さはないものの、神聖な気持ちで新年を迎えたい方にぴったりです。
1月1日の午前0時ちょうどには「若水祭(わかみずさい)」が執り行われます。
これは、元旦に汲んだ若水を神様にお供えし、一年の幸せを祈るお祭り。能楽の「ひとり翁」が奉奏されることもあり、静かな境内に響く幽玄な音色は、背筋が伸びるような心地よさがあります。
また、参拝の際はぜひ「狛犬」にも注目してください。ここの狛犬は、珍しい「天を仰ぐ上向き」の姿をしています。「運気上昇」のご利益があると言われているので、新年の誓いを立てるには最高のパートナーですね。
混雑回避のコツは?元旦早朝と閉門前が狙い目
日本橋日枝神社の初詣の混雑ピークは、年越しの瞬間(大晦日23:00〜元旦3:00頃)と、三が日の日中(10:00〜15:00)です。
並ばずにゆっくりとお祈りしたい方は、以下の「穴場時間」を狙ってみてください。
- 元旦の早朝(3:00〜7:00):年越し組が帰った後の、最も空気が澄んでいる時間帯。
- 1月2日・3日の開門直後(6:00〜8:00):朝活感覚で清々しく参拝できます。
- 1月2日・3日の閉門前(16:00〜18:00):夕方は比較的列が短くなります。
ちなみに、初詣とあわせて日本橋で商売繁盛のご利益がある神社も巡りたいと考えている方は、茅場町から人形町エリアへ足を延ばすのもおすすめです。
アクセス情報
住所:東京都中央区日本橋茅場町1丁目6番16号
元日から運気上昇!日本橋七福神めぐりと注目の小網神社
年が明けたら、新しい一年の運気をチャージしに行きましょう。
日本橋エリアは、実は「日本一巡回コースが短い七福神めぐり」としても有名なんです。
2時間で回れる「日本橋七福神」は散策デートに最適
日本橋七福神めぐりの特徴は、なんといってもその手軽さです。

すべての神社を回っても総距離は約4kmほど。大人の足なら休憩なしで1〜2時間程度で完歩できてしまいます。
お正月太り解消のウォーキングを兼ねて、日本橋の街並みを眺めながら巡るにはちょうど良い距離感ですよね。
各神社では、御朱印を集めるための専用色紙や、七福神の御神像を乗せる「宝船」も授与されており、すべて揃った時の達成感は格別です。
詳しいルートや、お正月以外の楽しみ方については、【2026年向け】日本橋七福神巡りの所要時間と混雑回避のコツの記事で徹底解説していますので、出発前にぜひチェックしてみてください。
【大混雑注意】最強の強運スポット「小網神社」の攻略法
七福神めぐりの中でも、近年凄まじい人気を誇っているのが「小網神社(こあみじんじゃ)」です。

「強運厄除けの神さま」として知られ、ゲッターズ飯田氏をはじめとする多くの著名人が「ここは本物」と太鼓判を押したことでブレイク。SNSでも「参拝後に仕事が決まった」「金運が爆上がりした」といった口コミが後を絶ちません。
ただし、小網神社の初詣は覚悟が必要です。
境内にある「銭洗いの井」でお金を清めると財運が授かると言われています。
参拝の作法や、授与品のいただき方については小網神社のお守りの持ち方や不思議な体験談まとめも参考にしてください。
安産祈願だけじゃない「水天宮」の初詣情報
安産祈願で有名な「水天宮(すいてんぐう)」も、日本橋七福神のひとつです。
「妊婦さんやお宮参りの家族連れが多い」というイメージがあるかもしれませんが、実は初詣スポットとしても非常に人気があります。
境内はバリアフリー化が進んでおり、スロープや広々とした通路が整備されているため、着物を着ている方やご高齢の方でも安心して参拝できるのが嬉しいポイントです。
もし、ご家族や友人に安産祈願を控えている方がいれば、水天宮の安産祈願2025|戌の日・受付時間・初穂料まとめの記事をシェアしてあげると喜ばれるかもしれません。
日本橋の年越し・初詣に関するよくある質問(FAQ)
最後に、日本橋での年越しや初詣に関してよくいただく質問をまとめました。
- Q日本橋で一般人が除夜の鐘を撞ける場所はどこですか?
- A
日本橋で一般の方が除夜の鐘を撞ける場所は、日本橋小伝馬町にある「十思公園(じっしこうえん)」です。公園内にある「石町時の鐘」を、大晦日の23:00頃から先着順で撞くことができます。2025年はプロジェクションマッピングも開催予定です。
- Q日本橋七福神めぐりの所要時間はどのくらいですか?
- A
日本橋七福神めぐりの所要時間は、休憩なしで歩いた場合、約1時間半〜2時間程度です。ただし、お正月期間(1月1日〜7日)は各神社が混雑するため、御朱印をいただいたり参拝の列に並んだりする時間を含めると、3〜4時間ほど見ておくと安心です。
- Q小網神社の初詣はどれくらい混雑しますか?
- A
小網神社の初詣の混雑状況は、三が日(1月1日〜3日)の日中で1〜2時間待ちになることが一般的です。神社の敷地外まで長い行列ができるため、防寒対策は必須です。混雑を避けたい場合は、早朝や夕方の時間帯を狙うか、松の内(1月7日)を過ぎてからの参拝をおすすめします。
・まとめ
今回は、日本橋近辺で除夜の鐘を体験できるスポットや、年越し・初詣におすすめの場所をご紹介しました。
また、日本橋エリアは年末年始にかけてイルミネーションで美しく彩られています。参拝の後は、シャンパンゴールドに輝く「日本橋さくら通り」や「江戸桜通り」を散策するのもロマンチックでおすすめです。
ぜひこの記事を参考に、素敵な新年を日本橋で迎えてくださいね!
