隅田川とは
隅田川とは、北区の岩淵水門で荒川から分かれ、東京湾へ注ぐ全長23.5kmの一級河川です。読みは「すみだがわ」。北区から中央区、江東区まで東京都東部の七つの区を流れ、日本橋エリアでは神田川、日本橋川、亀島川が合流します。橋、舟運、水辺散歩を通じて、江戸から現代までの東京を読み解ける川です。
日本橋の川が集まる大きな流れ
隅田川は岩淵水門から区部東側を南へ流れます。中央区内では、柳橋付近で神田川、豊海橋付近で日本橋川、佃大橋の上流側で亀島川がつながる構造です。日本橋の小さな川を地図で追うと、最後に隅田川という南北の軸へ集まる水路の構造が見えてくるでしょう。江戸期から続く舟運や生活用水との関わり、花火や花見などの水辺文化。その積み重ねも隅田川の大切な一面です。
隅田川テラスで水辺を歩く
川沿いの隅田川テラスは、耐震護岸の高水敷を散策できるように整えた空間です。中央区日本橋浜町の一部は「隅田川テラスギャラリー」として整えられ、日本橋地域の街並みなどを描いた錦絵と、地元の小中学校の卒業制作作品が並びます。橋を渡るだけでは見落としやすい護岸や支流の合流点も、川沿いからなら位置関係をつかみやすくなるでしょう。橋上と川沿いで見え方が変わるのも、この散策の面白さ。立入範囲は工事や増水で変わることがあるため、現地の案内に従って楽しみましょう。
日本橋トピック♪「荒川」と呼ばれた区間が隅田川になった理由
この流れは江戸時代、「浅草川」「隅田川」「荒川」「宮戸川」と、いくつもの名で呼ばれていました。明治43年(1910年)の水害を契機に荒川放水路が造られた後、放水路を荒川、岩淵水門から下流を隅田川と呼び分ける形が定着しました。現在の川名に刻まれているのは、東京の治水の歴史です。
隅田川に関するよくある質問
- 隅田川は荒川と同じ川ですか?
- 現在の名称では別の区間です。岩淵水門で荒川から分かれた流れが、隅田川として東京湾へ向かいます。
- 日本橋周辺で隅田川を身近に感じられる場所はありますか?
- 日本橋浜町側の水辺や、支流が合流する橋の周辺が候補です。安全な歩行経路と現地の立入案内を確認して散策してください。

