坂本町一・二丁目上納地とは
坂本町一・二丁目上納地とは、江戸の日本橋にあった、坂本町に関わる上納地の歴史地名です。読みは「さかもとちょういち・にちょうめじょうのうち」で、現在の正式な町名ではありません。
「上納地」が示す土地の使われ方
学術報告によると、上納地は江戸で地代を上納して土地を借り受ける仕組みで、請負地とも呼ばれました。坂本町の上納地では町屋を建て、その地代収入を町の助成に役立てようとした経緯が確認されています。
中央区立図書館の町名変遷図は、この名を慶応3年(1867年)の欄に載せ、兜町を経て現在の日本橋兜町へ至る系統として示しています。古い住所で見かけた場合は、現在の日本橋兜町周辺を考える手がかりになるでしょう。
町名としての坂本町は消えましたが、同じ地域の坂本町公園が今もその名を伝えています。
日本橋トピック♪願い出た翌年に上納が始まった
「坂本町旧記」を用いた研究によると、坂本町は享保20年(1735年)に上納を願い出て、翌元文元年(1736年)から上納を開始しました。土地を町の収入源にしようとした工夫が、ここから見えてくるのではないでしょうか。
関連用語
坂本町一・二丁目上納地に関するよくある質問
- 坂本町という名は今も周辺に残っていますか?
- 町名としては残っていませんが、現在の日本橋兜町にある坂本町公園がその名を伝えています。

