コンテンツへスキップ
用語 街・地名

竜閑さくら橋とは

竜閑さくら橋とは、日本橋川と首都高速道路の上を越えて、千代田区大手町二丁目と日本橋本石町・神田側を結ぶ歩行者専用橋です。読みは「りゅうかんさくらばし」。2018年に架けられ、千代田区が管理しています。大手町プレイスの整備とあわせて、UR都市機構が大手町と川の対岸を結ぶ公共の歩行者動線としてつくりました。

川と高速道路と鉄道橋が重なる場所を渡る

架橋地点は、首都高速道路の高架橋と地下の構造物、日本橋川が交差し、JR中央線の外濠橋梁がすぐ近くを通るという厳しい条件の場所でした。橋長は122.04m、幅員は7.00m。すぐ横に並ぶ外濠橋梁は1918年(大正7年)に竣工した鉄筋コンクリートのアーチ橋で、表面に石を張り、石積みの橋のような外観をしています。2018年生まれの歩行者橋と、ちょうど100年前の鉄道橋。並んだ2本の橋を見比べると、架けられた時代の違いがよく分かるでしょう。

橋のたもとの広場と、周りの古い橋

橋の整備とあわせて、約1000㎡の橋詰広場もつくられました。中央区側のたもとには、竜閑さくら橋際街角広場もあります。同じ日本橋川には、1877年(明治10年)に架け替えられた石橋の常磐橋や、1926年の道路橋の常盤橋も架かります。新しい歩行者橋を渡ったあと、明治や大正の橋まで足をのばしてみてはいかがでしょうか。

日本橋トピック♪「竜閑」の2文字は、江戸の幕府坊主の名から

橋名は千代田区の公募で決まりました。かつて近くにあった川や橋に「竜閑(龍閑)」の名が使われていたこと、区の花である桜も整備されることが決め手です。その川と橋が、戦後に埋め立てられた龍閑川と、そこに架かっていた龍閑橋橋と川の名は、西側に幕府坊主の井上龍閑の屋敷があったことに由来します。2018年に生まれた新しい橋が、江戸に暮らした一人の人物の名を受け継いでいるのです。

竜閑さくら橋に関するよくある質問

竜閑さくら橋はデザインの賞を受けていますか?
土木学会デザイン賞2019で奨励賞を受けています。主桁に平たい六角形の断面を採用して桁を薄く見せた点や、川を渡る部分とビルにつながる部分の桁を橋脚の受け梁なしで滑らかにつないだ点などが評価されました。
竜閑さくら橋はどんな構造の橋ですか?
3径間連続の鋼床版箱桁と鈑桁を組み合わせた鋼の橋です。橋を支える桁が3つの区間にわたって連続する形式です。