二ノ橋とは
二ノ橋とは、関東大震災以前に中央区新川を東へ流れていた堀割「新川」に架かっていた橋です。一ノ橋と三ノ橋の間にあり、橋は現存しません。
年代で変わる旧新川の橋名
中央区立図書館の関東大震災以前の橋地図では、新川の橋は西から一ノ橋、二ノ橋、三ノ橋と並んでいます。一方、中央区がまとめた1949年の埋立直前の記録は、一ノ橋、新川橋、東新川橋、三ノ橋の順です。この記録には二ノ橋の名がありません。資料は二ノ橋と新川橋が同じ橋だとは明記していないため、年代の異なる橋名を推測で結び付けないことが大切です。新川は戦災残土の処理に使われ、中央区の戦後復興の記録では1949年に埋め立てられました。現在の新川地区では、西側の霊岸橋、北側の湊橋、東側の隅田川テラスを古い橋地図に重ねると、旧河道の範囲をつかみやすくなるでしょう。
日本橋トピック♪古地図は年代とセットで読む
二ノ橋を載せる地図と、二ノ橋を載せずに新川橋・東新川橋を挙げる記録は、対象とする年代が異なります。橋名の一致だけで同じ橋と決めないことが、埋め立て前の新川を正確にたどるための重要な手順です。
関連用語
二ノ橋に関するよくある質問
- 中央区新川の二ノ橋は、南麻布の二ノ橋と同じですか?
- 別の場所です。ここで扱う二ノ橋は中央区新川にあった旧橋で、港区の案内に出る南麻布の「二ノ橋」とは区別が必要です。
- 二ノ橋は新川橋の別名ですか?
- 中央区と中央区立図書館の資料は、二ノ橋と新川橋を同じ橋だとは明記していません。年代の異なる資料に別の橋名構成が示されているため、別名とは断定できません。

