下舟町とは
下舟町とは、今の日本橋小舟町(こぶなちょう)のあたりにあった、江戸時代前期の町名です。読みは「しもふねちょう」。慶長8年(1603年)の町割のときに生まれ、のちに「小舟町」と名を変えました。日本橋川にほど近い、舟運でにぎわった河岸の町です。
「下舟町」から「小舟町」へ
下舟町は、慶長8年(1603年)の町割で生まれた古い町。享保5年(1720年)に、西隣にあった大船町と対になるように「小舟町」へと改められました。「下舟町」の名はこのとき姿を消しましたが、その地は今も日本橋小舟町として残っています。荷を積んだ舟が日本橋川を行き交い、物資の集まる河岸(船着き場)としてにぎわっていました。
日本橋トピック♪ここの河岸は「鰹河岸」とも呼ばれた
下舟町から続く小舟町の川沿いは、日本橋川を通じて江戸湊からの物資輸送に大いに使われ、その河岸は「小舟河岸」や「鰹河岸」とも呼ばれたと伝わります。船で運ばれた荷がここで揚げられ、江戸の食を支えました。町の名は変わっても、水辺で栄えた商いのにぎわいが地名にそのまま残っているのでしょう。
関連用語
下舟町に関するよくある質問
- 「下舟町」はなんと読みますか?今のどこですか?
- 「しもふねちょう」と読みます。今の日本橋小舟町のあたりで、日本橋川にほど近い場所です。
- 下舟町と大船町は同じ町ですか?
- いいえ、別の町です。下舟町(のちの小舟町)の西隣にあったのが大船町で、「大・小」で対をなしていました。
