こんにちは!
とーんと♡日本橋編集部です。
今年の夏、日本橋にアートの新しい風が吹き込むのをご存知ですか?
2025年7月から、あのグスタフ・クリムトの世界にどっぷり浸れる【クリムト・アライブ東京展2025】が、三井ホールでいよいよ開催されます!
“黄金の画家”とも呼ばれるクリムトの代表作が、巨大スクリーンと音楽、そして香りまで使った没入型演出で体感できるなんて、まさに夢のよう。
今回は、そんな注目の展覧会について、見どころからチケット情報、会場アクセスまで、わかりやすくまとめてご紹介します。
この記事を読めば、クリムト展に行く前の「気になる!」がすっきり解決できるはず。どうぞ最後までゆっくり読んでいってくださいね。
日本橋のクリムト・アライブ東京展2025とは?見どころと体験内容を事前チェック

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7月18日から10月5日までの期間、日本橋三井ホールで開催されるのは「クリムト・アライブ東京展2025」。
19世紀末ウィーンを代表する画家・グスタフ・クリムトの世界を、最先端のイマーシブ演出で体感できる展覧会です。
会場へ足を踏み入れた瞬間から、そこは非日常の黄金空間。高さ7メートルの巨大スクリーンを使った大迫力の映像演出で、『接吻』『ユディト』『死と生』などの名作が、壁から床まで360度、空間全体を包み込みます。
まるで絵の中に入り込んだような、心震えるアート体験。しかもこの展覧会は、世界で初めて東京での開催が決まった特別な機会です。
黄金の世界に没入するアート演出
クリムト・アライブの最大の魅力は、ただ絵画を鑑賞するだけでなく、「感じる」アートであること。
光・音・色・香りが組み合わさり、幻想的な世界に身体ごと入り込むような感覚が味わえるそう。
特に注目なのは、クリムトの代名詞「黄金様式」。金箔を使った『接吻』『ユディトI』などが、巨大スクリーンで再現され、その美しさがより一層際立ちます。クリムトはイタリア・ラヴェンナのモザイク画や、日本の金屏風などから影響を受け、自身の黄金スタイルを確立したといわれています。
実際に金を使った作品づくりを始めたのは1890年ごろから。『パラス・アテネ』や『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像』など、神聖さと官能性が共存する彼の作品群に、息を呑むはず。
会場ではクラシック音楽も流れていて、変化し続ける映像と一緒に流れる音楽に包まれる感覚も心地よいポイント。視覚と聴覚がリンクし、静かな感動が身体を巡ります。

東京展ならではの体験ポイントとは?【全エリア撮影OK!】
今回の展覧会を手がけたのは、オーストラリアの「Grande Experiences(Instagram)」。
「ゴッホ・アライブ」や「モネ&フレンズ・アライブ」など、世界中で話題を呼んだ没入型展覧会を手がけた実績ある制作チームです。
東京展ならではの特徴は、なんといっても全エリア撮影OKな点。
SNS映えする展示や、黄金の世界に入り込めるフォトスポットも用意されており、思い出をそのまま写真に残せるのが嬉しいポイントです。
さらに、日本美術からも多くの影響を受けたクリムトらしく、日本橋という歴史と文化の街での開催にも大きな意味があります。
開催はいつからいつまで?クリムト・アライブ東京展の日程と基本情報

日本橋三井ホールで開催される「クリムト・アライブ東京展2025」は、7月18日(金)から10月5日(日)までの約2ヶ月半にわたって開催予定です。
開館時間は毎日10:00〜18:00(最終入場17:00)。休館日はなく、いつでも好きなタイミングで訪れることができるのも魅力のひとつです。
クリムト・アライブ東京展で混雑が予想される日や時間帯は?
世界初開催ということで、かなりの人気が予想されるこの展覧会。
特に土日祝日や会期終盤、お盆時期は、混雑必至です。
できれば、平日の午前中(10時台)や夕方(16時以降)を狙うと比較的ゆっくり鑑賞できるはず。
実際、過去に行われた「モネ&フレンズ・アライブ」などの類似展では、12〜15時がピークだったそうです。
日時指定券を持っていれば大きく待つことは少ないですが、混雑時には入場制限がかかる場合も。
時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
また、フォトロケーションやSNS映えスポットも多いため、ゆっくり撮影を楽しみたい方は、所要時間を1時間30分〜2時間程度みておくと安心です。
クリムト・アライブ東京展のチケット情報まとめ|料金・購入方法・どこで買える?

クリムト・アライブ東京展2025年の開催スケジュールは2025年7月18日(金)〜10月5日(日)までとなっています。
チケットについて、「どの種類を選べばいい?」「どこで買えるの?」と気になっている方もいらっしゃると思います。
ここでは、チケットの種類ごとの違いや、お得な購入方法、購入可能なサイトまで、わかりやすくご紹介します。
チケットは大きく分けて、以下の4種類があります:
- 早割券(6/1に終了しました)
- 前売券
- 日時指定券
- 黄金クッキー缶付きチケット
前売券は、6月2日〜7月13日まで購入可能です。
料金は一般2,800円、高大生1,800円、小中生1,300円。
会期中いつでも使えますが、混雑時は入場まで待つ可能性も。
日時指定券は、7月14日から会期終了まで購入可能。
来場日時を指定して購入するため、混雑が予想される土日祝やお盆時期(8月12日〜15日)には特におすすめです。
料金は、一般3,000円、高大生2,000円、小中生1,500円。
そして、ちょっと特別なのが「黄金クッキー缶付きチケット」。
名古屋の人気パティスリー「カフェタナカ」とのコラボで、
限定クッキー缶と入場券がセットに。
価格は6,500円(税込)で、日時指定なしの入場券1枚と、
クリムトの世界観を閉じ込めた「黄金缶入りクッキー」がついてきます。
なお、いずれのチケットも未就学児は入場無料。
学生券を購入する場合は、学生証の提示をお忘れなく(小学生は除く)。
クリムト・アライブ東京展の前売り券はどこで買える?販売サイトまとめ
チケットは、公式サイトからリンクされたプレイガイド各社で購入できます。
主な販売先は以下の通り:
- キョードー東京
- チケットぴあ
- ローソンチケット
- イープラス
- 楽天チケット
それぞれのサイトでは、紙チケットと電子チケット(スマチケ)を選べる場合が多く、
電子チケットならスマホの画面を見せるだけでOK。
とても便利です。
また、ローソン・ミニストップのLoppiや、セブン-イレブンのセブンチケットでも購入可能。
さらに、生協や一部共済などでは、組合員向けに割引価格で販売されている場合もあります。
なお、チケットのキャンセルや変更はできないので、購入後の取り扱いにはご注意を。
紛失してしまっても再発行はできませんのでご注意ください。
アクセス&会場情報|クリムト・アライブ東京展の場所と行き方
クリムト・アライブ東京展2025の会場は、日本橋のランドマーク的存在「日本橋三井ホール」。
東京の中心、日本橋エリアの中でもアクセス抜群なスポットです。
会場は「コレド室町1」の4〜5階にあり、エントランスは4階。館内へ一歩足を踏み入れると、まるで日常を離れたアートの異世界が広がっています。天井高は約7メートル、704㎡もの広さを誇る空間で、巨大スクリーンに映し出される没入型アート体験が待っています。
また、中央通りを一望できる290㎡のホワイエも併設されていて、展示の余韻を静かに味わえる場所として人気です。

元のグスタフ・クリムトの絵の近くを見て、写真を作る観光客(オーストリア)
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最寄駅からのアクセス方法として最も便利なのは、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」A6出口からのルート。駅からコレド室町1に直結しているため、雨の日でも濡れずに会場まで行けるのが魅力です。
また、JR総武快速線・横須賀線「新日本橋駅」からも地下通路でアクセス可能。地下道を「三越前駅」方面に進めば、こちらもほぼ直結です。
会場の地図と周辺施設も紹介
展覧会の前後には、周辺のスポットで日本橋の街歩きも楽しみたいところ。
場となる「コレド室町1」をはじめ、隣接する「コレド室町2・3」や「コレド室町テラス」では、ショッピングやグルメが充実しています。
「日本橋 木屋」や「にんべん」が三井ホールの目の前にありますし、日本橋の観光拠点「日本橋案内所」もすぐ近くにあります。
ちょっとした休憩であればコレド室町2 地下1階には「タニタカフェ」もありますし、映画館「TOHOシネマズ日本橋」(コレド室町2・2階)もあるので、アートの余韻にひたりながらゆっくり日本橋を楽しんでみてください。
近隣には、日本橋三越本店や日本銀行本店、重要文化財に指定されている日本橋などもあり、歴史的な日本橋の魅力もたっぷり味わえます。
さらに、安産や子授けのご利益で知られる「水天宮」もすぐ近く。
東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」から徒歩約1分とアクセスも抜群です。
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まとめ
今回、クリムトの名画が五感を包み込む没入型展覧会「クリムト・アライブ東京展2025」についてご紹介させていただきました。
展覧会のあとには、ぜひ周辺の街歩きやショッピング、カフェタイムも楽しんで、まるごと日本橋を満喫してみてくださいね。
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