中村庄八とは

中村庄八とは、1783年(天明3年)に日本橋馬喰町で紙類と紙煙草入れの店を開いた商人です。越後国蒲原郡から江戸へ出て、のちの紙専門卸商社につながる商いの礎を築きました。

旅人の町で始めた紙の商い

江戸時代の馬喰町は旅人宿や江戸土産を扱う店が集まる町でした。初代庄八の店もこの地で商いを広げ、1824年(文政7年)の買い物案内には、「紙屋庄八」と「中むらや庄八」の名が見えます。

中村家文書には、後代の主人や奉公人が守る規則が残りました。中村家文書は、創業者個人の経歴と後代の家訓が別の時代のものだと踏まえながら、一人の商人が始めた店を家として守る仕組みを続けて読む手がかり。

日本橋トピック♪「庄八」は代々受け継がれた名前?

中村庄八は創業者だけの名で終わりませんでした。会社の公式沿革には、2000年(平成12年)に8代目中村庄八が襲名したとあります。店名や会社名にも残った「庄八」は、馬喰町の商いを世代の先へつなぐ印。

中村庄八に関するよくある質問

中村庄八はどこで商いを始めましたか?
1783年に日本橋馬喰町で紙類と紙煙草入れを扱う店を開きました。公式資料で創業時の町丁目に差があるため、場所は馬喰町までで捉えるのが安全です。
中村庄八と中村家文書はどう関係しますか?
中村庄八が始めた商家に伝わった資料が中村家文書です。現存する家訓や店則は後代に記されたもので、初代本人の文書だけを指すわけではありません。

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