「鎧の渡し」とは?
こんにちは、とーんと♡日本橋のメンバー ゆっきーです。
最近は日も短くなり、一気に寒さが増してきましたね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいとよく言われますので皆様も体調に気を使いながら、毎日頑張りましょう!
さて、今回ご紹介するのは兜町の隠れた名所「鎧の渡し」です。
いきなり「鎧の渡し」と言われてもどこにそんな場所があるのか、そもそも「鎧の渡し」とは何なのかわからない方がほとんどだと思います。私も正直、初めて聞いた名称でどんな名所なのか全く想像つきませんでした。
この「鎧の渡し」は、古くは1600年代から船の渡し場として、人々に親しまれてきました。明治初期に橋がかかるまで実際に使われていたようです。
ただの渡しではなく「鎧の渡し」という名称であるのは、かの有名な源家の一人である源頼義が関係しているようです、、、
源頼義の伝説ですが、一説によると源頼義が東北遠征へ行く際、この地で暴風雨に遭い、この淵に鎧を沈めて龍神に祈ったところ、風雨が止んで川を渡ることができたという。この由来からこの辺りを「鎧が淵」と呼ぶようになり、ここにできた渡し場を“鎧の渡し”と名付けたそうです。
あくまで伝説ではありますが、なんともロマンを思わせる逸話ですよね!
日本橋付近はその名の通り、周辺に多くの歴史的な橋が多く架かっておりその一つ一つに物語が秘められているかもしれません。
そういった視点で「日本橋」という地域を見てみると新しい発見があると思います。
上に掲載した写真は「鎧の渡し」にあるお江戸日本橋お散歩マップです。
兜町を中心とした名所の数々が書いてあります。このマップを見て銀行発祥の地や東京証券取引所などを見て回ってみてくださいね。
またこの「鎧の渡し」には東日本大震災を風化させないために植樹されたモニワザクラがあります。
私自身、まだ日本橋で勤務してからまだ半年が過ぎたくらいなので、まだこの桜が咲いている風景はまだ見れていません、、、
来年の春にはきれいな花を咲かせてくれると思いますので、新たな年度が始める頃に会社の仲間たちや家族と散歩がてら見に行くのもアリかもしれませんね。
この「とーんと♡日本橋」では兜町以外にも何か所か日本橋のエリアを紹介していますが、他のエリアに比べて兜町はグルメというよりは
日本経済の中心地としての側面や歴史を感じさせる名所が多いのでまた違った視点で日本橋のことを好きになってくれると嬉しいです。
とはいえ、兜町にもおいしいお店はいっぱいありますので、グルメの方も探索してみたいと思います。
次回の投稿も楽しみにしててください!