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瑞徴とは

瑞徴とは、日本橋本石町の三菱UFJ銀行 日本橋支店に設置された、彫刻家・建畠覚造による大型の抽象彫刻です。1979年に制作され、街角を歩きながら眺める日本橋のパブリックアートに数えられます。

見る位置で印象が変わる抽象彫刻

直線的な部分と丸みのある部分が重なり、一つの姿に固定しにくい造形が特徴です。正面だけを見て終えるのではなく、少し場所を移すと、輪郭や量感が別のもののように変化します。通勤やまち歩きの途中で、建物と作品の見え方を一緒に確かめられる都市の彫刻といえるでしょう。

作者の建畠覚造は1919年、東京生まれ。彫刻家だった父・建畠大夢の影響を受けました。建畠覚造は1953年から2年間フランスに留学し、戦後日本の抽象彫刻を切り開いた一人として、形そのものの面白さを生かす作風を築きました。「何を表した像か」を急いで当てるより、形の組み合わせを眺めると作品に入りやすいでしょう。

作品名「瑞徴」が示すもの

瑞徴は、めでたいことが起こる前兆を表す言葉。銀行が集まり、江戸時代から経済の動きと深く結びついてきた日本橋本石町の街角に、この名を持つ作品が置かれています。難しい抽象彫刻として構えず、街のこれからを予感させる縁起のよい題名から眺めてみてはいかがでしょうか。

日本橋トピック♪一周すると「瑞徴」の姿がほどける

この作品の見どころは、角度によって大きく変わる姿です。一方向から見た印象だけが完成形ではないため、歩く人の動きそのものが鑑賞の一部になります。作品名の「よい出来事の兆し」を思い浮かべたとき、街角の抽象形はどんな物語に見えるでしょうか。

瑞徴に関するよくある質問

「瑞徴」という作品名にはどんな意味がありますか?
めでたいことが起こる前兆という意味です。縁起のよい題名を手がかりにすると、抽象的な形にも街の未来を感じる見方ができます。
瑞徴はどこから見るのがおすすめですか?
この作品は、見る角度で姿が大きく変わる点が特徴です。一か所だけでなく、通行の妨げにならない範囲で位置を変えて眺めると造形の違いを楽しめます。

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