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小網町三丁目とは

小網町三丁目とは、現行の日本橋小網町に結びつく旧町名です。中央区の文化財解説では、釜屋もぐさが万治2年(1659年)に創業した場所として「旧小網町三丁目」が登場します。

1659年の創業地として残る名前

鉄製大釜残欠の銘文によると、釜屋の初代は小網町三丁目で荷積問屋を創業しました。鍋釜・穀物・醤油の商いと並び、近江産の伊吹艾も扱っていたと記されています。

公式解説は、釜屋の店舗地点を「現在地」としています。ただし、旧三丁目全体の境界が現行町名のどこに当たるかまでは示していません。店舗の連続性と町域全体の連続性は分けて読む必要があるでしょう。

日本橋トピック♪背負い箱に「小網三」の文字が残る?

釜屋もぐさの振売箱には、正面に「小網三 釜治」と朱書きされています。小網町三丁目の省略形が、江戸の街で商品を売り歩くための背負い箱にも残されたのです。

小網町三丁目に関するよくある質問

釜屋は創業時から艾だけを扱っていたのですか?
創業当初は、鍋釜・穀物・醤油を商う荷積問屋を営みながら、近江産の伊吹艾も販売していました。中央区の解説では、後に艾の専売に携わったとされています。
釜屋の大釜は何のために置かれていたのですか?
中央区の解説では、天水框として水をため、近隣の防火に役立てた実績が記されています。店頭の商標だけでなく、火災に備える設備でもありました。