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火除土手とは

火除土手とは、江戸の市街で火災の延焼を抑えるために設けられた土手です。読みは「ひよけどて」。現在の中央区日本橋小伝馬町では、伝馬町牢屋敷の北側に火除土手がありました。

「何も置かない」防火空間と土手

火除地は、建物が密集する市街に空間をつくり、火が燃え広がるのを防ぐための土地です。広い道に土手を築く形もあり、それが火除土手と呼ばれました。伝馬町牢屋敷跡の範囲は、現在の十思公園や十思スクエアなどを含む一帯にあたります。敷地周囲の配置は時期によって変わっており、土手を現在の道路や敷地境界とそのまま重ねては見られません

日本橋トピック♪牢屋敷は堀と土手で三方を囲まれていた

中央区の解説では、伝馬町牢屋敷南側を除く三方を堀や土手で囲まれていました。西側に表門、東側に裏門が置かれ、土手は単独の防火設備ではなく、牢屋敷と周辺の街区を分ける構成の一部でもありました。

火除土手に関するよくある質問

火除土手は川の洪水を防ぐ土手ですか?
河川の水を防ぐことを主目的とした土手ではありません。火除地の広道に土手を築き、市街で火が燃え広がるのを抑えるための防火施設です。
伝馬町牢屋敷の火除土手は現在も見られますか?
中央区の文化財解説は北側に火除土手があったことを記していますが、土手自体の現存は案内していません。現地の新しい盛り土や敷地境界を、当時の土手と断定することはできません。

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