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用語 街・地名

千代田橋とは

千代田橋とは、永代通りの日本橋兜町と日本橋一丁目の間で、楓川の跡に架かる橋です。読みは「ちよだばし」で、東京都が管理しています。橋の下には川が流れていると思うと、少し戸惑うかもしれません。中央区の橋梁一覧で橋の下の状況を見ると、記されているのは「駐車場」です。

水路が消えた場所に残る震災復興期の橋

この場所には、かつて日本橋川から分かれる楓川が流れていました。中央区観光協会の特派員ブログは、千代田橋を関東大震災後の復興橋梁で、昭和初期に架けられた橋と紹介しています。楓川はその後埋め立てられ、水面は見えなくなりました。それでも橋は永代通りの一部として残り、かつての水路の場所を伝える目印になっているといえるでしょう。

同じ楓川の跡でも、橋の下はさまざま

楓川の跡を南へたどった先には、新場橋が架かっています。中央区の橋梁一覧で2つの橋を比べてみると、千代田橋の橋下は「駐車場」、新場橋の橋下は「首都高速」。同じ水路の跡でも、橋の下の使われ方は場所ごとに違うのです。管理者も千代田橋は東京都、新場橋は中央区と分かれています。橋の名前を順に拾いながら歩けば、水路が道路や駐車場へと姿を変えた日本橋兜町かいわいの移り変わりが見えてくるはずです。

日本橋トピック♪橋名の由来は不明、でも道の先には江戸城の門跡

「千代田」は、千年も続く田を表すめでたい言葉です。千代田区の区名は、江戸城が「千代田城」と呼ばれたことにちなむといわれます。中央区内にも「千代田」を付けた場所があり、千代田橋もその一つ。橋名の由来は分かっていませんが、永代通りを西へ進むと江戸城の大手門跡に突き当たります。由来を決めつけず、言葉の意味と道の行き先を重ねて眺めると、橋名の響きが少し違って聞こえてきます。

千代田橋に関するよくある質問

千代田橋の近くに、楓川の名前が残る場所はありますか?
日本橋兜町に、区立の楓川新場橋公園があります。楓川の名を冠した区立公園は、ほかにも楓川久安橋公園、楓川新富橋公園、楓川宝橋公園、楓川弾正橋公園があり、名前をたどると旧楓川の流れを思い描けます。
千代田区にある橋ではないのですか?
千代田橋は中央区にあります。中央区の橋梁データでは所在地を「日本橋1丁目付近」とし、管理者は東京都です。千代田区の区名と同じ「千代田」の字を使いますが、中央区内にも「千代田」を付けた場所がいくつかあります。