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鳥居稲荷神社とは

鳥居稲荷神社とは、東京都中央区の日本橋兜町に鎮座する稲荷神社です。倉稲魂命(うかのみたまのみこと)をまつり、証券街・兜町の一角でひっそりと信仰を集めてきました。「鳥居」という社名から神社の鳥居(門)を思い浮かべがちですが、実はこの名、ある大名の名字に由来しています。

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大名屋敷から始まった稲荷

社に伝わる由緒によれば、享保2年(1717年)、この地には下野(しもつけ=今の栃木県)壬生藩(みぶはん)の藩主・鳥居丹波守忠瞭(とりいたんばのかみ)の上屋敷があり、稲荷はその屋敷の庭にまつられていたといいます。

享保6年(1721年)の大火で一帯は焼け、跡地は神田の三つの町(塗師町・新銀町・松下町)の代地(だいち=代わりに与えられた土地)になりました。そこへ移り住んだ人びとが社殿を建て直し、鳥居家の屋敷にあったことにちなんで「鳥居稲荷」と呼ぶようになったと伝えられています。

Topic「鳥居」は神社の鳥居ではなく、大名の名字だった

「鳥居稲荷」と聞くと、神社の入口に立つあの鳥居を思い浮かべる人が多いでしょう。けれど本当の由来は別のところにあります。江戸時代、このお社は壬生藩主・鳥居家の屋敷の中にまつられていました。屋敷がなくなったあとも、人びとは「鳥居さまのお屋敷にあった稲荷」として大切にし、それがそのまま社名になったと伝えられています。門の鳥居ではなく、人の名字が名前のもと。なんとも面白い由来ですね。

鳥居稲荷神社に関するよくある質問

鳥居稲荷神社の例大祭はいつ行われますか?
例大祭は毎年5月15日ごろに営まれます。ほかに元旦祭などもあります。正確な日程は現地の案内で確認するのがおすすめです。
鳥居稲荷神社の近くには何がありますか?
同じ日本橋兜町には大原稲荷神社があり、証券取引所を中心とした金融街が広がります。兜町の小さな稲荷社をめぐるまち歩きの一社として訪ねられます。

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