こんにちは!
とーんと♡日本橋編集部です!
「今年は何をテーマにしよう…?」と毎年悩む自由研究。
そんなあなたにおすすめしたいのが、日本橋にある「貨幣博物館」です!
実はここ、日本銀行が運営する入館無料の博物館で、お金の歴史や重さを“体感しながら”楽しく学べる仕掛けがたっぷり。
中でも話題なのが、1億円分の重さを実際に持ってみる体験コーナー!
「自由研究のネタにピッタリ」「親子で楽しめる」と、毎年夏に多くの来館者でにぎわっています。
この記事では、2025年夏の特別プログラムや撮影禁止の中で上手に情報を集めるコツ、
小学生の学年別おすすめ研究テーマまで、自由研究がバッチリ仕上がるポイントをまるっとご紹介!
貨幣博物館ってどんな場所?|入館無料で“お金の歴史”を学べる人気スポット
東京都中央区・日本橋本石町にある貨幣博物館は、日本銀行金融研究所が運営する、知る人ぞ知る学びのスポットです。
古代から現代にいたるまでの日本のお金の歴史を、無料でじっくり楽しめる博物館として、多くの親子連れに人気を集めています。

場所は、日本銀行本店のすぐ横。分館2階にある館内には、なんと約3,000点もの貨幣や関連資料がずらりと展示されています。
この博物館のいちばんの魅力は、入館料が無料であること。
「無料なのにここまで見せてくれるの?」と驚くほど、展示の内容はとても充実しています。
展示の中心には、古貨幣収集家・田中啓文氏の「銭幣館コレクション」があり、日本のお金の歴史を時代ごとにしっかり学べる構成になっています。
展示室では、日本最古とされる「富本銭」や、奈良時代の「和同開珎」、江戸時代の「大判・小判」、さらには現代の日本銀行券までを実物またはレプリカで間近に見られるのも魅力。
展示は古代・中世・近世・近現代と4つの時代に分かれており、時代ごとのお金の役割や社会とのつながりを楽しく知ることができます。
貨幣博物館の場所やアクセスもとても便利で、
・東京メトロ半蔵門線「三越前駅」B1出口から徒歩1分
・銀座線「三越前駅」A5出口から徒歩2分
と、日本橋観光の合間にも立ち寄りやすいロケーションです。
開館時間は9:30〜16:30。
月曜日(祝日の場合は開館)と年末年始はお休みなので、事前のチェックをお忘れなく。
また、館内へ入る際にはX線装置や金属探知機による手荷物検査があります。ちょっと驚くかもしれませんが、これは貴重な展示品を守るための安全対策。安心して見学を楽しむための仕組みなんですね。
【要注意】展示室は撮影禁止!自由研究に使える情報の集め方とは?
貨幣博物館を訪れるときに、ぜひ知っておきたいのが「展示室内は写真NG」というルールです。
展示室では、写真撮影はもちろん、動画や音声の録音、スマートフォンの使用も禁止。
館内には警備スタッフが巡回しており、ルールがしっかり守られています。

これは、展示品の状態を保つためだけでなく、安全面を考慮した大切な決まりごと。
ですが、「写真が撮れないなら、自由研究のネタに使えないのでは…?」と不安に思う方もいるかもしれません。
でも、ご安心ください。貨幣博物館では“撮らずに記録する”ための工夫がしっかり用意されているんです!
まず、解説つきのパンフレットが館内各所に設置されており、自由に持ち帰ることができます。
展示内容が丁寧にまとめられていて、家に帰ってからの復習にもぴったり。
スマホで撮るよりもむしろ詳しい情報が手に入るという声もあるほどです。
さらに、音声ガイドサービスも無料で利用可能。
スマートフォンやタブレットを使って展示を聞きながら見学できます。
読み上げテキストも画面に表示されるので、必要な情報をメモするのもスムーズです。
(※イヤホンの持参をお忘れなく!)
展示ケースの前には、イラスト入りの吹き出し型パネルが設置されていて、
「どこを見てほしいのか」「なにを感じてほしいのか」がやさしく案内されています。
この“問いかけ”をメモしておくことで、あとからの調べ学習にも活用できますよ。
また、体験展示では「重さ体験」や「スタンプ押し」など実際に手や体を使って楽しむコーナーも。
そのときの感想や気づきをメモしておくことで、観察記録や比較研究にもつながります。
たとえば、
- 千両箱の重さ:約20kg
- 1億円分の重さ:約10kg
こういった具体的な数字を記録し、「現代の金額と重さの関係」「時代ごとの貨幣の価値」などをテーマに広げることも可能です。

ちなみに、出版・学術研究のための撮影申請制度もありますが、
これは一般の自由研究では対象外となることが多いため、基本的にはパンフレットと体験メモをフル活用するのが正解です!
記念撮影OKのスポットも!“1億円の重さ体験”はロビーで楽しもう
展示室は撮影禁止ですが、実は撮影OKのエリアもちゃんとあるんです!
それが、展示室の外にある2階ロビー。ここには、自由研究の記録に役立つ体験型展示や撮影スポットがたくさん用意されています。
なかでも大人気なのが、1億円分の紙幣の重さ体験!
以下の参考動画は三井住友銀行の企画ですので、貨幣博物館とは関係ございません。
1億円の重さのイメージを湧いていただくためのイメージです!
見た目はただの箱のように見えますが、その重さはなんと約10キログラム。
実際に持ち上げてみると、「意外といける!」と思う人もいれば、「想像以上に重たい!」と驚く声も。
この“金額の重み”を体感できる貴重な機会は、子どもたちにとって忘れられない体験になります。

しかも、貨幣博物館は基本的に撮影禁止ですが、ここでは記念撮影が可能です!
三脚の使用はNGとのことですが、スマホやカメラで自由に撮影できます。
写真用の手持ちパネルなどの小道具も用意されていて、自由研究の表紙や発表資料にもぴったりな写真が撮れますよ。
また、ロビーには映像コーナーも設置されています。
ここでは、日本のお金の歴史をわかりやすくまとめたビデオが流れており、見学前に視聴しておくと展示室の理解もグッと深まります。
そして見逃せないのが、来館記念スタンプ。
パンフレットの裏面にはスタンプ用のスペースがあり、館内数カ所にあるスタンプを集めれば、記録としてもしっかり残せます。
スタンプを押したパンフレットを写真に撮っておけば、自由研究の一部として活用することも可能です。

夏休みの自由研究に役立つ!パンフレット&子ども向けプログラム2025
「自由研究、今年は何をテーマにしよう?」と悩んでいるご家庭におすすめなのが、
2025年夏に開催される貨幣博物館の子ども向けプログラムです。
会期中は、楽しみながら“お金のヒミツ”を学べる仕掛けが盛りだくさん。しかも入館は無料!
2025年 夏休み特別プログラムの概要
開催期間は、2025年7月18日(金)〜9月7日(日)。
場所はもちろん、日本橋・日本銀行分館内にある貨幣博物館です。
館内では、自由研究に役立つさまざまな体験や資料が用意されています。
とくにおすすめなのが、内容充実のパンフレット。
撮影禁止の展示室でも、持ち帰れるパンフレットがあれば安心です。
展示の流れや解説がコンパクトにまとめられており、写真に頼らずにレポートが書ける優れモノ。
お家に帰ってからも復習できるため、資料として大活躍します。
小学生向け!ワークシートで学ぶ“お金タイムトラベル”

子どもたちに大人気なのが、小学校低学年向けのワークシート
「クイズ お金タイムトラベル」です。
このワークシートは、展示をめぐりながらクイズに答える形式で、楽しみながら学びを深められる設計になっています。
配布場所は1階エレベーター横。配布期間は7月18日から9月7日までと、夏休み期間中ずっと受け取れます。
各展示ケースの手すり部分には、吹き出し型のパネルで「どこを見て、なにを考える?」をやさしくナビゲート。
クイズと組み合わせることで、子どもたちが自ら答えを探す“体験型の学び”が実現します。
「お金タイムトラベルツアー」ってどんな内容?
「クイズ」に加えて、もうひとつの目玉が、小学1・2年生向けの展示解説ツアー「お金タイムトラベルツアー」です。

クリックで貨幣博物館のPDFへ飛べます!
開催日は、
2025年7月29日(火)〜31日(木)と、8月5日(火)〜7日(木)の6日間。
開始時間は午前9時40分にロビー集合、予約不要でそのまま参加OKです。
※先着10名のため、早めの来館がおすすめ。保護者の同伴が1名必要です。
ツアーでは、昔のお金の“ホンモノ”やレプリカを見て、触って、重さを比べながら学べる内容に。
学芸員がやさしく解説してくれるため、小さなお子さんでも楽しく理解できます。
ただ展示を見るだけでなく、興味の芽を引き出す問いかけがたっぷり詰まった、自由研究にぴったりの体験型プログラムです。
特別開館&延長情報もチェック!
プログラム期間中は、以下の通り特別な開館スケジュールが設けられています。
- 閉館時間の延長日:8月の平日は17:30まで開館(最終入館は17:00)
- 特別開館日:8月4日(月)・18日(月)は通常は休館日でも特別オープン!
- 臨時休館日:7月28日(月)・8月25日(月)は休館なので注意!
スタンプラリーや特別展も!学年別に使える“自由研究ネタ”が満載
貨幣博物館では、常設展示だけでなく、体験コーナーや期間限定のプログラムも充実しています。
学年や興味に合わせてテーマを選べるので、自由研究のネタ探しにもぴったり!
体験展示で「お金の重さ」を感じよう
館内には、実際に手で触って体験できるコーナーが複数あります。
たとえば、江戸時代の千両箱の重さを再現した体験コーナーでは、約20kgもの重さを持ち上げることができます。
「お金ってこんなに重いの?」という驚きが、そのまま観察テーマに。
また、大判や小判のレプリカを手にとることもでき、当時のお金の形やサイズ感を実感できます。
こうした体験は、単なる知識では得られない“肌で学ぶ自由研究”にぴったりです。
小さなお子さまも楽しめる!お買い物体験ゲーム
低学年向けには、「昔のお金で買い物してみよう」というコリントゲーム風の体験コーナーも。
奈良時代の「和同開珎」が1文として設定され、「たけのこ=2文」「みそ=5文」など、当時の物価を楽しく学べます。
ゲーム感覚で学べるため、“自由研究の入り口”としても最適です。
スタンプラリーで楽しく歴史を学べる
館内の各所には、スタンプ台が5カ所設置されています。
日本初の紙幣「大黒札」や、歴史的に貴重な紙幣のデザインをテーマにしたスタンプが並び、スタンプを押しながら展示をめぐることで、遊びながら学べる仕掛けになっています。
スタンプ台にはそれぞれ簡単な解説があり、自由研究用のノートに押してコメントを添えれば、そのままレポートの一部にもなります。
学年別おすすめ自由研究テーマ例
小学1〜2年生向け
→ ワークシートと館内体験を組み合わせて、昔と今のお金の違いを絵でまとめてみよう。
小学3〜4年生向け
→ 江戸時代の「三貨制度(小判・銀貨・銭貨)」を調べ、当時と今の物価を比べてみよう。
小学5〜6年生向け
→ お札の偽造防止技術の進化をテーマに、時代別の工夫を一覧にまとめて考察しよう。
学年が上がるほど、「なぜ?」「どうして?」を深掘りする力が育ってくる時期。
その力を活かして、調査型の自由研究にも発展させやすい内容です。
テーマ展・企画展でさらに深堀り
貨幣博物館では、季節ごとに特別展やテーマ展示も実施されています。
たとえば、過去には「干支にちなんだ貨幣」や「銭幣館100周年記念展」などが開催されました。
企画展の内容は毎年変わるため、訪れるたびに新しい発見があります。
まとめ|2025年の自由研究は“撮影禁止”でも大丈夫!早めに終わらせよう!
貨幣博物館は展示室での写真撮影は禁止ですが、それでもしっかりと自由研究に役立てることができます。
パンフレットやワークシート、音声ガイド、体験型展示、スタンプラリーなど、写真に頼らなくても学びを深められる工夫がたくさん用意されています。
特に2025年の夏は、7月18日〜9月7日まで「夏休みこども向けプログラム2025」が開催予定。
お金タイムトラベルツアーやクイズ付きワークシートなど、自由研究に直結する体験が盛りだくさんです。
展示室は撮影できなくても、ロビーでは1億円の重さ体験や記念撮影も可能。
スタンプや資料を活用すれば、研究のまとめ資料も充実した内容に仕上がるはずです。
会場は、東京メトロ三越前駅から徒歩1〜2分という好立地。
しかも入館無料なので、思い立ったらすぐ行けるのも嬉しいポイントです。
「自由研究、まだ終わってない!」という声が出る前に…
夏休み後半になると、自由研究に追われる声もちらほら…。
そうならないためにも、貨幣博物館を“7月中”に訪れておくのが安心です。
お金という身近で興味を持ちやすいテーマを通して、歴史・科学・社会の知識を楽しく深めることができるこの場所。
ぜひ親子で足を運んで、自由研究のヒントを“遊びながら”見つけてみてくださいね!
これからもとーんと♡日本橋を是非、よろしくお願い致します!