薬祖神社は、東京日本橋に位置する歴史と風格を持つ神社です(読みは「やくそ」です)。
この神社は、「薬の神様」が祀られており、訪れる人々に健康や病気平癒の御利益をもたらすことで知られています。特に、健康を気にする多くの人々がこの神社を訪れ、その恩恵を受けています。
最近、東京日本橋で美味しいものをたくさん食べる機会が多く、健康面に少し不安を感じ始めました筆者は実際に薬祖神社を訪れて、その効果を体感してみることにしました。
境内は落ち着いた雰囲気で、参拝者に心の安らぎを提供してくれます。
この記事では、薬祖神社の健康に関する御利益やその由来、アクセス方法、そして薬の神様について詳しくご紹介します!
薬祖神社は小さな神社で、少し見つけづらい場所にあるため、日本橋を訪れたことがある方でも、意外と見逃してしまうかもしれません。
しかし、その静かな佇まいは訪れる価値があるのではないかと個人的に思っています。
ぜひ最後までお読みいただき、薬祖神社の魅力を感じてください!
東京日本橋の薬祖神社とは
薬祖神社は、薬の神様が祀られている社です。
ビル群に囲まれた東京日本橋・福徳の森に鎮座しています。
福徳の森には他にも「福徳神社」があり、多くの方が薬祖神社と併せて参拝していました!
朱色の大きな鳥居が目立つ福徳神社に対して、薬祖神社は奥まった場所にひっそりと佇んでいます。
▼ひっそりと佇む薬祖神社
年に1回、10月17日に無病息災をお祈りする祭り「薬祖神祭」が行われていましたが、近年は中止となっているようです。(2022年11月時点の情報です)
薬祖神社の御利益や由来
薬祖神社の御利益は「無病健康」と「病気平癒」です。
無病健康(むびょうけんこう):病気がなく、元気であること
病気平癒(びょうきへいゆ):病気が無事に治ること
薬の神様が祀られているだけあって、健康への御利益が期待できますね。
せっかくなのでお守りを受けたかったのですが、薬祖神社には御朱印やお守りはありませんでした…!
心を込めて神様にご挨拶をして、御利益をいただきましょう。
▼薬祖神社のご由緒
薬祖神社の由来は、江戸時代に遡ります。
薬祖神社がある日本橋室町に隣接する「日本橋本町」は、江戸時代から薬に関する商人が多く住んでおり「薬の町」と呼ばれてきました。
今でも、アステラス製薬株式会社や第一三共株式会社など、多くの製薬会社があります。
CMでよく見かける大企業ですね。
製薬業界の方々は、江戸時代から薬の神様を崇めてきました。
薬祖神社の囲いを見ると、多くの製薬会社の名前が刻まれています。
▼薬祖神社の囲い
薬の町・日本橋本町の商人から崇められてきた薬祖神社。
なぜ日本橋室町にあるのでしょうか?
実は薬祖神社は元々、日本橋本町にあるビルの屋上に鎮座していました。
日本橋室町に移転したのは2016年のこと。
日本橋室町に誕生した福徳の森を「地域の歴史と伝統を再現する場」とするために誘致され、移転したそうです。
薬祖神社の場所
薬祖神社の住所はこちらです。
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2丁目5−8
電車でのアクセスは抜群です。
東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅 A6出口より徒歩2分
JR総武快速線 新日本橋駅 5番出口より徒歩3分
駐車場は無いため、車の場合は近隣の駐車場を探しましょう。
▼薬祖神社の周辺地図
薬祖神社「薬の神様」とは
薬祖神社に祀られている「薬の神様」は、以下のとおりです。
大己貴命(おおなむじのみこと)
慈悲深く、さまざまな徳を授ける神様です。
大国様(だいこくさま)とも呼ばれます。
少彦名命(すくなひこなのみこと)
人々を病気から救う神様です。
その身体は小さく、一寸法師のモデルになったとも言われています。
2神は行動を共にして、薬や医療を教えながら国造りに力を尽くしました。
健康以外にも御利益がありそうですね!
京都府にも大己貴命と少彦名命を祀った「薬祖神祠」があり、広く崇められていることが分かります。
薬祖神社まとめ
大都会にひっそりと佇む薬祖神社は、薬の神様の大きなパワーを秘めていました。
江戸時代から崇められている神様を拝みに、薬祖神社に足を運んでみてはいかがでしょうか?
薬祖神社で健康を祈願して、日本橋の美味しいスイーツやご飯を楽しみましょう!
薬祖神社の隣には「感動するほど美味しい」と評判のフルーツジュースを楽しめる「茶屋 水戯庵」があります。
日本橋の「茶屋 水戯庵」のアクセスや評判【メニューがおしゃれ!】という記事もありますので、ぜひ併せてご覧ください!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!