日本橋小洞天閉店の理由と80年の歴史【1944年創業中華料理店の最後】

こんにちは!
とーんと♡日本橋編集部です。

日本橋に本店を構えていた老舗中華料理店「小洞天(しょうどうてん)」ですが、2024年の11月に多くのファンに惜しまれつつ閉店となりました。

今回は、日本橋小洞天閉店の理由や今後の動向などを解説します。

創業からの歴史についても触れているので、興味のある方はぜひ最後まで目を通してみてくださいね!

目次

なぜ閉店?日本橋小洞天が閉店した理由とは

小洞天が閉店となったのは、日本橋1丁目に所在する「日本橋本店」です。

レストランとして営業し、直径約4cmの大ぶりなシュウマイが人気を得ていました。

小洞天日本橋本店は、以下のように段階的に閉店対応がなされました。

  • 2024年 7月 31日(水)→レストランとしての営業終了
  • 2024年 11月 29日(金)→完全閉店

詳しく解説すると、2024年の7月末にレストラン営業が終了した後、店舗ではシュウマイなどの販売をおこなっていたそうです。

それから約4ヶ月後に、物販を含む店舗そのものが閉店となりました。

公式ホームページでは、「突然ではございますが…」と急な閉店を伝えていますが、明確な閉店理由については公表していません

しかしながら、日本橋エリアでは2040年の完成を目指して、大規模な再開発計画が進んでいます。

このことから、小洞天日本橋本店の閉店理由は「地域再開発のため」である可能性が考えられますね。

日本橋小洞天の歴史と歩み|創業1944年からの80年間

小洞天は、1944年に日本橋1丁目にて創業しました。

店名である『小洞天』は国の伝説で“洞窟の中の極楽”を意味し、楽園により近いサービスを追求するという思いが込められています 。

野菜や海鮮、肉料理など80種類以上の豊富なメニューを常時取り揃えており、いずれも日本人向けにアレンジされた中華料理であることが大きな魅力です。

特に、一つひとつ手作りで提供されるポークシュウマイは、大ぶりで食べ応えがあり、創業以来多くの人に愛されてきました。

人気メニューは「シュウマイご飯+焼きそば」や「シュウマイご飯+担々麺」のセットメニュー。

ランチタイムになると行列ができるほどで、ビジネスマンにとっての定番ランチスポットとなっていました。

そんな小洞天は、日本橋本店のほかに大手町ファーストスクエア店、日比谷シティ店、有楽町店など、飲食店舗を複数展開。

しかし、残念ながら日比谷シティ店と有楽町店は閉店されました。

今後は、大手町ファーストスクエア店のレストラン営業に加え、三越日本橋本店と三越銀座店などで物販・催事展開に注力していくようです!

閉店後の跡地はどうなる?今後の動向とファンの声

日本橋小洞天の跡地である日本橋1丁目付近は、現在進行中の大規模再開発エリアに含まれています

中央区「日本橋川沿いにおける5地区の市街地再開発事業」によると、数年以内にオフィスビルや複合施設が建設され、新たなランドマークが誕生する予定です。

SNSなどでは、小洞天の閉店について驚きや悲しみのコメントが多く見られました。

その一方で、新たな象徴スポットが誕生することに期待を寄せている声も数多くありました。

まとめ

創業80年を超え愛されてきた「小洞天日本橋本店」ですが、残念ながら2024年の7月にレストラン営業終了、11月に完全閉店しました。

小洞天は大ぶりで食べ応えのあるシュウマイが名物で、創業から変わらない味を提供しているのが魅力です。

日本橋本店は閉店してしまいましたが、東京都千代田区に所在する「大手町ファーストスクエア店」ではその味を堪能することができますよ♪

また、三越日本橋本店や三越銀座店などではお惣菜やお弁当を購入することも可能なので、食べたことがある方もそうでない方もぜひ足を運んでみてください!

なお日本橋で中華料理店を探している方は、以下のページもあわせてチェックしてみてくださいね。

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