【必見】西郷隆盛の屋敷跡地が日本橋人形町に!【ツアーにも】

西郷公園の西郷隆盛像

西郷隆盛は幕末期に活躍した武士で、近年は大河ドラマ「西郷どん」で生涯が描かれ話題になりました。

故郷である鹿児島県のイメージが強いかと思いますが、実は東京の日本橋人形町に住んでいたこともあるんです!

 

この記事では、日本橋人形町にある西郷隆盛の屋敷跡地について紹介します。
「そもそも何をした人だっけ…?」という今さら聞けないことも書いてありますので、西郷隆盛のファンはもちろん、そうでない人も必見です!

 

西郷隆盛ツアーを考えている人にもおすすめの記事なので、是非最後までお読みください!

 

目次

【今さら聞けない】そもそも西郷隆盛は何をした人?

西郷隆盛は、幕末から明治時代にかけて活躍した武士です。
1828年に鹿児島県で生まれ、幼馴染の大久保利通と共に、鹿児島県の薩摩藩を率いていました。

 

西郷隆盛が関わった有名な出来事は、以下のとおりです。

 

薩長同盟(1866年)
徳川幕府を倒すため、敵対していた山口県の長州藩と結んだ同盟です。
西郷隆盛は、幕府を倒し近代国家を作ることで、日本をより良い国にしようとしていました。

 

戊辰戦争(1868年)
徳川幕府と新政府軍の戦争です。
新政府軍は、西郷隆盛や大久保利通、長州藩の木戸孝允の3人で率いていました。

 

江戸城無血開城(1868年)
戊辰戦争中、幕府軍である勝海舟の「江戸の町と人々の命を守りたい」という想いを西郷隆盛が受け入れ、江戸への攻撃を中止した出来事です。
江戸城は、血を流すことなく新政府軍に明け渡され、幕府軍は降参しました。
これにより江戸に住んでいた多くの市民が救われました。

 

明治維新(1868年前後)
明治維新とは、近代国家を作るために、新たな政府が行う改革や政策のことです。
戊辰戦争で江戸時代が終わり、明治維新が成立しました。

 

西南戦争(1877年)
新政府軍内の対立が発端となった戦争です。
西郷隆盛は西南戦争を不本意ながら主導した末に自決し、西南戦争を終わらせました。

 

どれも社会の授業で習う日本の重要な出来事です。
国や市民のために力を尽くした西郷隆盛は、鹿児島県の英雄として現在も愛されています。

 

西郷隆盛の屋敷跡地が日本橋人形町に

西郷隆盛の屋敷跡地が、日本橋人形町にあります!
現在は日本橋小学校となっており、残念ながら屋敷の面影はありませんが、校門には屋敷跡について書かれた看板が建てられています。

 

▼日本橋小学校

日本橋小学校

 

▼屋敷跡について書かれた看板

西郷隆盛屋敷跡の看板

引用元:グーグルマップ

 

西郷隆盛は1871年(明治4年)からの2年間、日本橋人形町に住んでいました。
屋敷は2633坪あり、畳4772枚分の広さになります!大富豪ですね。
15人ほどの学生と7人の召使いがいて、犬も数頭飼っていたそうです。

 

西郷隆盛は、日本橋にある青果店「千疋屋総本店」のお得意様で、暑い日にはスイカをよく買っていたというエピソードがあります。
1873年(明治6年)に故郷である鹿児島県へ戻る際には、千疋屋の当時の店主に「この屋敷をあげようか」と持ちかけたんだとか。
当時の店主は、そんな西郷隆盛の提案に驚きつつ辞退したそうです。

 

西郷隆盛の生活や人柄が垣間見えますね。

 

全国を回る西郷隆盛ツアーを考えている人にはおすすめです

日本橋人形町にある西郷隆盛の屋敷跡地は、全国を回る西郷隆盛ツアーを考えている人にもおすすめです!

 

西郷隆盛は故郷の鹿児島県だけでなく、日本全国にゆかりの地があります。

東京だと、西郷隆盛像がある上野公園が有名です。

 

▼上野公園の西郷隆盛像

上野にある西郷隆盛像

 

西郷隆盛のゆかりの地は、ほとんどが訪れた土地や戦地であるため、故郷の鹿児島県以外で実際に住んでいたとされる土地は多くありません。

全国を回る西郷隆盛ツアーをするなら、日本橋人形町の屋敷跡地は回るべきポイントの1つです!

 

【まとめ】西郷隆盛屋敷跡地

日本橋人形町にある西郷隆盛の屋敷跡地は、幕末期の英雄である西郷隆盛がかつて暮らしていた場所です。
国のために生涯を捧げた西郷隆盛は、日本の未来について、屋敷でどのように考えていたのでしょうか。

 

日本橋人形町で、西郷隆盛に思いを馳せましょう!

 

屋敷跡地を訪れたあとは、近くに日本屈指のパワースポットである小網神社があるので、是非行ってみてください。
小網神社についてまとめた、小網神社のご利益やおすすめのお守り【日本橋小網町のパワースポット】という記事も必見です!

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

山本と申します。美味しいもの巡りやパワースポットに興味があります♪
日本橋の魅力を精一杯伝えていきたいと思いますので宜しくお願いいたします。

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