2023年版 日本橋の美術館一覧【三井記念美術館や無料の場所も】

日本銀行金融研究所貨幣博物館,日本橋

日本橋には、アートを鑑賞したり、歴史を学んだりできる美術館(博物館)が点在しています。
1人でのんびりと過ごすのも良し、デートでまったりと過ごすのも良しです!

 

「週末はどこに出かけようかな」「のんびりできる場所はないかな」と考えている方は、ぜひ日本橋へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

そこで本記事では、日本橋にあるおすすめ美術館【2023年版】のアクセス情報や評判について解説します。
人気の三井記念美術館はもちろん、無料で楽しめるスポットもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

日本橋の美術館一覧【アクセス,営業時間,評判】

ここでは、日本橋にある美術館(博物館)のアクセス情報や評判などをまとめています。

①三井記念美術館


三井記念美術館には、三井家が江戸時代よりコレクションしてきた約4,000点にも及ぶ美術工芸品が所蔵されています。
国宝6点、重要文化財75点、重要美術品4点を含んでおり、国宝「雪松図屏風」や重文「黒楽茶碗 銘俊寛」などの名品も鑑賞することが可能です。

 

定期的に特別展が開催されているのも特徴で、館蔵品展のときには見られない名品がずらりと並びます。
とくに代々継承されてきた「三井家のおひなさま」は、幅3mにも及ぶ圧巻のスケールです。

 

三井記念美術館公式HPはこちら

【住所】
東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号 三井本館7階

【営業時間】
10:00~17:00
※入館は16:30まで

【休館日】
月曜日

【アクセス】
東京メトロ銀座線 三越前駅(A7出口)より徒歩1分/ JR東京駅(日本橋口)より徒歩7分

【評判】

三井家のお雛様は、江戸時代から受け継がれた貴重な逸品。有職雛の装束や、蒔絵・銀細工の雛道具類も価値あり。
引用元:Googleマップ

流石、三井家の所蔵品。今回は茶道にかかわる茶器や水指、軸などを鑑賞してきました。
どれをとっても逸品ばかり。オーラが感じられるようです。
一品一品を見やすいように展示してあるのはもちろんですが、展示室もレトロな雰囲気で重厚感あふれる造りになっています。
展示品に加え、展示室を見るのも楽しめます。
引用元:Googleマップ

②日本銀行金融研究所貨幣博物館

日本銀行金融研究所貨幣博物館,日本橋

日本銀行金融研究所貨幣博物館は、古代より実際に使われてきたお金を展示し、お金の歴史が学べる博物館です。
館内には体験コーナーが設けられており、大判や1億円の重さを気軽に体験できます。

 

お金を取り扱っていることもあり、厳重な警備体制が整えられています。
そのため、入館の際はX線検査装置や金属探知機による所持品検査が必要です。

 

日本銀行金融研究所貨幣博物館の公式HPはこちら

【住所】
東京都中央区日本橋本石町1-3-1
【営業時間】

9:30~16:30(最終入館は16:00まで)
【休館日】
月曜日(祝日の場合は開館)・年末年始
【入館料】
無料

【アクセス】
半蔵門線 三越前駅(B1出口)より徒歩1分/JR東京駅(日本橋口)より徒歩8分

【評判】

たまたま通りかかったら入館無料だったので見学させていただきました。少し手間ではありますが1階で荷物検査があります。2階が展示室で、結構広くて無料とは思えないほど見応えがありました。また、見るだけではなく触ったり持ってみたりなど、色々体験もできたのが面白かったです。
引用元:Googleマップ

ちょっと時間があったので寄ってみました。
ワンフロアでそんなに広くはないのですが、内容が濃い!!
お金にまつわる歴史を何から何まで学べます。
結局、一時間半ほどいたのですがそれでも半分も見れなかったと思う…
今度は半日かけてメモを持って再訪します!
引用元:Googleマップ

③くすりミュージアム


くすりミュージアムは、薬品メーカーである「第一三共株式会社」が運営する無料の博物館です。

 

くすりは私たちにとって身近な存在ではあるものの、どのような仕組みでどのように効果を発揮するのか、、、ご存じでない方も多くいらっしゃるでしょう。

 

くすりミュージアムでは「くすりともっと仲良くなれる」というコンセプトのもと、くすりの歴史や仕組み、開発過程などをCG映像やゲームを通して楽しく学ぶことができます。
また、1階のインフォメーションではボールペンや胃袋クリアファイルなど、くすりミュージアムでしか購入できないオリジナルグッズを購入できるのも魅力です。

 

くすりミュージアム公式HPはこちら

【住所】
東京都中央区日本橋本町3-5-1

【営業時間】
10:00~17:30(予約制)
【休館日】
月曜、年末年始
【入館料】
無料
【アクセス】
JR新日本橋駅(5番出口)より徒歩1分/三越前駅(A10番出口)より徒歩2分

【評判】

無料の企業ミュージアムですが、薬の成り立ちから、これからの新薬まで色々な切り口で学習できます。専門的な知識も身に付きます。子供も小学生高学年位から楽しめると思います。
引用元:Googleマップ

入場料無料で薬のことが学べて良い施設だと思いました。
一方的な展示だけでなく、参加型のゲーム形式のものも多数あり、大人も子供も全員で楽しめると思います。
また、指向性のスピーカーを使っているので、展示室内が比較的静かで落ち着いた雰囲気だったのも良かったです。
引用元:Googleマップ

④ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション


ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクションは、1998年にヤマサ醤油株式会社が開設した個人美術館です。

 

カラーメゾチントという独自の銅版画技法を生み出した、銅版画家「浜口陽三」の作品を中心に展示しています。
年に3、4回ほどの展覧会が行われており、受付ではクリアファイルやトートバッグなどのオリジナルグッズを購入することが可能です。

 

併設されたカフェでは、名物の「醤油アイス」を堪能できます。

 

ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクションの公式HPはこちら

【住所】
東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目35-7 HSビル

【営業時間】
火〜金 11:00~17:00/土日祝 10:00〜17:00
※入館は16:30まで

【休館日】
月曜日
【入館料】
大人 600円/大学生・高校生 400円/中学生以下 無料

【アクセス】
東京メトロ半蔵門線水天宮前駅(3番出口)より徒歩1分

【評判】

東京シティエアターミナルのすぐ隣にある小さなギャラリーですが、とても落ち着いた雰囲気で作品を観ることができました。
入口を入ったところにカフェスペースがあって、観覧後に外を眺めながら休むこともできます。
ヤマサ醤油が関係しているので「醤油アイス」が味わえますよ。
引用元:Googleマップ

こじんまりとした、アットホームなアート空間です。
気軽にふらっと立ち寄れる、「ご近所さん」感覚の美術館ですよ。
引用元:Googleマップ

⑤アイリスボタンの博物館


アイリスボタンの博物館には、世界各地の貴重なボタンが約1,600点も展示されています。
素材やモチーフ、年代、国別に展示しており、わかりやすく工夫しているのが魅力です。
中には宝石やパール、ガラスなどをあしらった高価なボタンも見られます。

 

館内は赤色の絨毯とアンティーク調のインテリアが置かれ、クラシカルな雰囲気です。おとぎ話の世界に入り込んだような気分を味わいながら、レトロでかわいい数々のボタンを眺めることができますよ。

 

アイリスボタンの博物館公式HPはこちら

【住所】
東京都中央区日本橋浜町1-11-8 ザ・パークレックス日本橋浜町2階

【営業時間】
3部制(10:00~/13:00~/15:00~)各90分 予約制
【休館日】
土・日・祝日、年末年始、夏期休業
【入館料】
800円(中学生以下は無料)

※土曜日(不定期開催) 1,000円

【アクセス】
都営新宿線浜町駅(A1出口)より徒歩5分/都営浅草線東日本橋駅(B1出口)より徒歩10分

【評判】

恐らくは日本で唯一の本格的なボタンの博物館。収集品の質・量共に素晴らしい。ひと味変わった博物館として一見の価値ありだと思います。
引用元:Googleマップ

⑥凧の博物館

凧の博物館には、江戸凧やミニチュアの凧など、日本全国の凧が100点ほど展示されています。

 

季節ごとに展示する内容を変えており、凧に興味がある方にとっては1年中楽しめる場所です。
蝉をモチーフにした凧やユニークな絵が描かれた凧など、見ているだけでワクワクするものがたくさん!

入館料が大人220円、子ども110円なので、気軽に立ち寄れるところも嬉しいポイントです。

 

凧の博物館公式HPはこちら

【住所】
東京都中央区日本橋室町1-8-3 室町NSビル2階
※2020年11月1日から仮店舗として開館
【営業時間】
11:00〜17:00
【休館日】
日曜・祝日

【入館料】
大人 220円/子ども 110円

【アクセス】
都営浅草線・東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅より徒歩2分

【評判】

日本橋の老舗洋食屋さんといえば、1931年創業の”たいめいけん”。その5階に、たいめいけん初代が創設した”凧の博物館”がありました。(現在は日本橋室町一丁目に移転しています。)
創設者の茂出木心護氏。フランスの国際料理コンクールで受賞したことを機に、エッフェル塔で凧揚げをしたというエピソードがあります。
館内には、江戸凧を初め、日本各地から集められた凧が所狭しと飾られています。色鮮やかな凧、きらめく刺繍を施された凧など、レジャーのツールというよりは、もはや芸術品です。
引用元:Googleマップ

【タイプ別】評判も踏まえておすすめの美術館は?

三井記念美術館の館内

引用元:三井記念美術館HP

 

旅行やデートなどで、王道の美術館巡りを楽しみたい方は、「三井記念美術館」がおすすめです!
三井記念美術館では、茶道具をはじめ、絵画や書跡、刀剣、能面と多岐にわたる芸術品を鑑賞できます。

さまざまなコレクションが所蔵されているので、骨董品が好きな方はもちろん、そうでない方でも十分に楽しめる美術館です。

 

また、「三井家のおひなさま」や「国宝 雪松図と能面」など、年に5回ほど特別展が開催されているのもポイント。

1年中楽しめるスポットとなっているため、何度訪れても飽きないのは大きな魅力です!!

 

三井記念美術館については以下の記事で詳しく解説していますので、興味のある方はご覧ください。
日本橋 三井記念美術館の見どころや所要時間を評判と共に紹介します!

 

続いて、ゲーム感覚で楽しめるスポットをお探しの方には、「くすりミュージアム」がおすすめ。

大型スクリーンで迫力のある映像が見られるだけでなく、対戦型ゲームを体験しながらくすりの働きを学べる、ワクワクが詰まった博物館です。

 

複数人での参加が可能なため、友人同士やカップル、子ども連れの方も楽しめます。
さらに、所要時間は1時間程度なので、満足感も十分に得られるでしょう。

 

くすりミュージアムについては以下の記事で詳しく解説していますので、興味のある方はご覧ください。
日本橋くすりミュージアムの魅力や口コミを紹介!【所要時間やアクセスも】

日本橋には無料の貨幣博物館も【日本銀行】

無料で楽しめる美術館・博物館をお探しの方は、ぜひ日本銀行金融研究所貨幣博物館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

貨幣博物館は、日本銀行創立の100周年を記念して1985年に開館し、その後2015年にリニューアルオープンした博物館です。
日本のお金の歴史が学べる場所として、子どもや外国人などに人気があります。

 

なんといっても、入館料無料で気軽に立ち寄れるところが大きな魅力です!
全部で約3,000点もの展示品を見学できるほか、体験コーナーでは千両箱や銭さしの重さを体験できます。

 

また、お土産コーナーではお金をモチーフにしたタオルやお菓子などが販売されており、友人やご家族へのプレゼントにもおすすめです。

 

貨幣博物館については、貨幣博物館 館内のお土産や見どころ【一億円の重さ体験も!】という記事で解説しています。

日本橋でモネが見れるイマーシブミュージアムが中止に?

イマーシブミュージアム

引用元:イマーシブミュージアム公式サイト

 

昨年2022年度の7月8日(金)には、日本橋三井ホールにて期間限定でImmersive Museum(イマーシブミュージアム)が開催されました。

 

イマーシブミュージアムとは、「Dive in Art〜鑑賞する絵画から、体感する絵画へ〜」をコンセプトとした体験型イベントです。
印象派で知られるフランスの画家「クロード・モネ」や「オーギュスト・ルノワール」などの名品を最新テクノロジーによって映像化し、まるで自分がアートの世界に迷い込んだかのような気分を味わえます。

 

このアートイベントですが、ネットでは「イマーシブミュージアム 中止」と検索されている方が多いようです。

イマーシブミュージアム 中止

 

しかし、公式サイトを見る限り中止になったという情報はなく、日本橋三井ホールでは2022年10月29日(土)までの期間限定で開催されていたようです。

 

なお、2023年4月29日(土・祝)には、福岡で開催されることが決まっています。
いつかまた、イマーシブミュージアムが日本橋で開催されることがあった際には、ぜひ足を運んでみてくださいね!

【まとめ】気になる日本橋の美術館へ是非行ってみてください♪

ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション

引用元:ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション公式Twitter

 

日本橋は三井記念美術館をはじめ、貨幣博物館やくすりミュージアムなど、数々の美術館や博物館が点在しているエリアです。中には無料で楽しめるスポットもあり、ショッピング帰りに気軽に立ち寄れるのは大きな魅力といえます。

 

歴史やアート、骨董品などに興味のある方は、ぜひ美術館巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
まったりと過ごせる穴場スポットをお探しの方にもおすすめですよ♪

この記事を書いた人

日本橋の魅力を伝えるべく記事執筆を始めました!
好きなことは旅行で、休日は家族で色々なスポットへ出かけます♪

目次